フリーランス実用2026年9月4日3分で読める

フリーランス案件の「求めるスキル」にAIが入り始めた|言語別6〜23%を実測【7言語】

Takabo
Takabo

フリーランスエンジニア|エンジニア歴14年|正社員 × フリーランス × 技術顧問

数年前まで、案件の「求めるスキル」にAIの話が出てくることはあまりありませんでした。それが最近、変わってきています。「AIツールを活用した開発経験」「LLMを用いた実務経験」といった一文が、必須スキルの欄に並び始めました。実際どのくらいの割合なのか、レバテックの募集中案件を言語別に開いて数えました。

結論:AIに言及する案件は言語によって6〜23%

各言語で「募集中」に絞り、「求めるスキル」欄にAIツール・LLM・生成AI・プロンプトなどへの言及があるかを、全ページ数えました。freelance.levtech.jp +6

言語募集中AIに言及うち特定ツールを名指し
Python19923%12%
React13415%7%
TypeScript1319%5%
Go518%6%
PHP1248%4%
Java2237%4%
Ruby346%6%

Pythonが突出して高く、4件に1件近くがAIに言及していました。freelance.levtech.jp フロントの主役であるReactも15%と続きます。freelance.levtech.jp 一方、レガシー・エンプラ寄りのJavaは7%と控えめでした。freelance.levtech.jp 言語によって温度差はありますが、どの言語でも「求めるスキル」にAIが顔を出し始めているのは共通していました。

(補足:これらは言語ごとに絞った母集団の割合です。案件は複数の言語を併記するため、単純に足して「市場全体の◯%」とはできません。あくまで言語別の傾向としてご覧ください。)

求められ方は2種類あった

実際の文言を読むと、AIの求められ方はきれいに2つに分かれていました。

① AIで「書く」——コーディングの道具として

言語を問わず出てくるのが、AIツールを使って開発する経験です。freelance.levtech.jp

  • 「AI支援ツール(Claude Code等)を活用した移行スクリプト・変換ロジックの開発経験」
  • 「ChatGPTやClaude、GeminiなどのLLMを活用した経験」
  • 「AIコーディングアシスタントを活用した開発経験」
  • 「AIコーディングを使いこなし、品質の高いコードを責任を持って書ける」

これは、Reactが書ける・TypeScriptが書けるのと同じ列に、「AIツールを実務で使えるか」が並び始めたということです。

② AIを「作る」——プロダクトの領域として

もう一つは、AIそのものを組み込む・開発する経験で、これはPythonに集中していました。freelance.levtech.jp

  • 「LLM、生成AI、API連携を活用した開発、検証の実務経験」
  • 「生成AI(LLM)に関する知見、およびプロンプトの構築」
  • 「プロンプトエンジニアリング、ナレッジ、ガードレールなどのAI導入の経験」
  • 「Dify等のLLMオーケストレーションツールを使ったPoC推進経験」

PythonのAI言及率が23%と突出しているのは、この「AIを作る」側の案件が多いためと見られます。freelance.levtech.jp データ基盤・機械学習・LLMプロダクトの開発が、Python案件の一角を占め始めています。

名指しされ始めたツール

「特定ツールを名指し」の列には、次のような固有名詞が入っていました。数年前の求人票では、まず見なかった言葉です。

  • Claude CodeGitHub CopilotCursor(AIコーディング)
  • ChatGPT / Claude / Gemini(LLM)
  • Dify(LLMオーケストレーション)

特定ツールの名指しは、Pythonで12%、Reactで7%でした。freelance.levtech.jp +1 「AIを使えると望ましい」という曖昧な期待ではなく、具体的なツール名で経験を問う案件が現れ始めている、という段階です。

これは何を意味するか

数年前まで「あると望ましい」だったAIツールの経験が、いま少しずつ「求めるスキル」の欄に移動しています。まだ全案件の常識ではありませんが、言語によっては1割前後、Pythonでは4件に1件近くまで来ています。freelance.levtech.jp

もしあなたが実務でAIツールを使っているなら、次のように準備しておくと、この流れに乗りやすくなります。

  • 「AIツールを使った」ではなく「AIツールで何を・どれだけ速く・どう品質を担保して作ったか」を語れる形にする(移行スクリプト、コード変換、レビュー効率化など、具体的な成果とセットで)。
  • Python寄りなら、LLMを組み込んだ開発(プロンプト設計・RAG・ガードレール)の経験を、小さくても一つ持っておく。
  • 面談で「AIをどう使っているか」を聞かれる前提で、自分の使い方を言語化しておく。

言語別の単価や案件の傾向はエージェント比較に、募集中の中身の詳しい読み解きはReact案件を全部読んだ記事にまとめています。

この記事の数値は、レバテックフリーランスの募集中案件を2026年9月4日に言語別で絞り込み、「求めるスキル」欄のAI関連の言及を全件走査したものです。freelance.levtech.jp単一プラットフォームのスナップショットで、キーワードによる機械的な検出のため、実際の要求の重さは案件ごとに異なります。傾向の参考としてご覧ください。

出典

本文中の数値は、以下のページを実際に開いて確認したものです。確認日を併記しています。

  1. レバテックフリーランス 案件検索「Python」募集中freelance.levtech.jp言語=skill[]=7。募集中199件の「求めるスキル」を全ページ走査。AI/LLM等への言及23%・特定ツール名(Copilot/Claude/ChatGPT/Gemini/生成AI)12%(2026-09-04実測)2026-09-04 確認
  2. レバテックフリーランス 案件検索「React」募集中freelance.levtech.jpフレームワーク=fw[]=49。募集中134件の「求めるスキル」を走査。AI言及15%・ツール名指し7%(2026-09-04実測)2026-09-04 確認
  3. レバテックフリーランス 案件検索「TypeScript」募集中freelance.levtech.jp言語=skill[]=58。募集中131件を走査。AI言及9%・ツール名指し5%(2026-09-04実測)2026-09-04 確認
  4. レバテックフリーランス 案件検索「Go」募集中freelance.levtech.jp言語=skill[]=10。募集中51件を走査。AI言及8%・ツール名指し6%(2026-09-04実測)2026-09-04 確認
  5. レバテックフリーランス 案件検索「PHP」募集中freelance.levtech.jp言語=skill[]=5。募集中124件を走査。AI言及8%・ツール名指し4%(2026-09-04実測)2026-09-04 確認
  6. レバテックフリーランス 案件検索「Java」募集中freelance.levtech.jp言語=skill[]=3。募集中223件を走査。AI言及7%・ツール名指し4%(2026-09-04実測)2026-09-04 確認
  7. レバテックフリーランス 案件検索「Ruby」募集中freelance.levtech.jp言語=skill[]=8。募集中34件を走査。AI言及6%・ツール名指し6%(母数が小さい点に注意・2026-09-04実測)2026-09-04 確認
Takabo
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フリーランスエンジニア|エンジニア歴14年・100超のプロジェクト経験|Next.js / Laravel / AWS / GCP / Firebase / Supabase / OpenTelemetry

正社員 × フリーランス × 技術顧問のハイブリッド型で活動中。 得意領域はアプリケーション設計と、技術 × 戦略を一気通貫で回す 0→1 の立ち上げ。1→10 のブラッシュアップも数多く経験してきた。 営業出身からエンジニアに転身し、SES・受託・自社サービス・スタートアップ、合同会社の経営まで全部経験。省庁・金融・医療など業界も選ばず、14年で100超のプロジェクトに関わっている。エンジニア採用の経験もあり、採用する側の視点も持っている。

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